星と虹の詩

星と虹の詩(ほしとにじのうた)は和製裏ビデオ第1号とされる作品。
1979年に関西で制作され、翌年東京にも渡った。
現在、動画サイトなどへのアップロードは確認されておらず入手困難である。

星と虹の詩.png

パート1〜3まで制作され、ミナミのスナックママ出演とされる
『望郷編』が名作といわれた。
ほぼ同時期に発売された「朝一番」「遊蕩(放蕩」「溜息」
の3作品は関西三部作、初期関西モノと称される。




発売時期
1979年(昭和54年)


あらすじ
ストーリー性はなく男女の性交シーンや結合部のアップが多い。
BGMの後ろに女性の喘ぎ声が聞こえる。関西のとあるマンション。くもりガラスの向こうに女の入浴シーン。風呂から、あがり、バスタオルを、巻いたまま、男に電話を、かける。「モシモシ、私、今日、来られるの?」やがて、男が、マンションにやって来る。女は、また男と一緒に、風呂に入って絡み合う。フェラチオなどした後に、いきなり、布団に移り、パターン化した愛撫で動きが、ぎこちない。あとは、性行為により、中出しフィニッシュ。全体のイメージは、創世期の裏ビデオらしく、単純なストーリーで、女優も、水商売風で、ケバケバしい。男優は、藤岡弘に似て、逞しいタイプ。あまり、観るべき所はないが、現在、かなり、入手困難で、裏ビデオを、研究すると考えるならば、貴重な作品と言える。



誕生の背景
本作以前にも欧米ポルノや国内のモーテル消し忘れなどの無修正映像がビデオテープを媒体として愛好家の目に触れる機会は存在した。
しかしビデオテープでの流通を目的として、いわゆる撮り下ろしで制作されたのは本作が日本初とされる。

発売時期がブルーフィルムの終焉とほぼ合致しているが、業界関係者の証言などを元に推測すると
制作~流通させたのはブルーフィルム関係者ではないようだ。

星と虹の詩2.png
『ビデオジャック』1984年No.2より



出演者 男優 藤岡弘似 女優 不明




ロケ地・撮影場所
関西のとあるマンションの一室


挿入音楽




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  • 最終更新:2022-07-18 14:22:34

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