IN SHOOT 恐怖の人間狩り

IN SHOOT (コンバット、恐怖の人間狩り)は1982年に発売された裏ビデオ作品

コンバット.png

ダイジェスト動画 *修正済み



解説
洗濯屋ケンちゃんとともに国産裏ビデオの代名詞的作品。
1976年のアメリカ映画「Shoot」を全編オマージュしている。
Shoot 1976

複数のバージョンが出回ったがオリジナルは45分版。

TV関係者が関与し、ライフルや血糊など本格的な小道具を採用。
一説には製作費500万円以上、スタッフ総勢40名、ロケに電源車も用意された。
技術スタッフの多くは人気民放歌番組Cから調達。
撮影に使用されたカメラはイケガミ製HL-79シリーズ。
編集は放送局も使用する一流スタジオで行われた。

当初予定していた主役女優が撮影当日にドタキャンし、急きょエリカに変更となった。

制作者によると「日活のような作風ではなく海外に出しても受け入れられる無国籍なコンセプトにした」
と話している。
しかし裏ビデオとしては高過ぎる編集クオリティが仇となり、ポルノシーンの弱さが際立つ結果となった。

最も知られているタイトル「恐怖の人間狩り」は製作者が流通させた際にはクレジットされておらず
関係者によって別ルートで流れたバージョンに付け加えられたものとされる。
他にはコンバットと称されることもあるが正式名称は「IN SHOOT」。

冒頭にProduced by COMBATとクレジットが入り、制作グループはコンバットチームと呼ばれた。
同グループの手がけた裏ビデオ作品には

製作グループは1983年春に摘発。
尚、洗濯屋ケンちゃんの制作グループも同時期に摘発され報道も一緒だった。
製作者は警視庁に85日間拘留された。

発売当初は流通ルートに乗せず、新宿区に構えた販売拠点における
直販方式だったが、開設から数日で制作費を回収出来たという。



発売時期
1982年(昭和57年)


あらすじ
サバイバルゲームに明け暮れる3人の兵士姿の男がカップルを襲い、女を暴行。
女は兵士たちの隙を見て反撃に転じるというもの。
バスルームでフェラチオ中、サバイバルナイフで男性器を切断。
ラストシーンでは奪い取ったマシンガンを乱射し兵士たちを狙撃、最後は自らの命も絶つ。



出演者
女優:秋元エリカ(153cm, B83-W60-H85)
    葉月まい 名義で大蔵映画「ラブホテル・淫唇」に出演歴あり。
男優
兵士役3名: 不明、内1人はTV・映画などで銃のエフェクト(特効)のプロ。
カップルの男役: 通称青山君



ロケ地・撮影場所
冒頭車が乗りつけるシーン
浜町隧道・北側(東京都中央区)

避暑地の山荘シーン
静岡県、天城山付近のホテルとハウススタジオ


使用曲
OP後男が銃をセットするシーン&エンディング
Closer Look at a Closer Walk/映画ガントレット(1977)・サントラより




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  • 最終更新:2022-04-18 15:04:35

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